有事の時の経営者は、平時とは違って、即断即決がより迫られますね。
社員に話し合って決めさせている暇はありません。
未来を見据えた決断を「今」しなければならないですね。
そこで、見直していただきたいのが
「完全結果でのルール設定」です。
結果とは、期限と状態のことを言います。
これが明確になっていないことを「不完全結果」といいます。
売上5億達成しろ!では、達成できません。
きちんと整理整頓しろ!では、きれいになりませんね。
不完全結果でルールを決めているからです。
「5億の売り上げのために、今月は見積を10件獲得する。
そのために、一週間で40社に見積依頼をかける。」
「帰宅時は、机の上は滑走路のように何も置かずに帰ること」
これが、 完全結果のルールです。
「机の上をきれいにして帰れと、口を酸っぱくして言っているのに・・・」
と嘆いている暇はないのです。
有事の時はなおさら無いのです。
決めることはさっさと決めて、
注意する時間や、ルールの答え合わせの時間を最小限に抑えましょう。
そして、今できることを即断していくことが、今は特に大事ですよね。
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