【今回、弊社のハラスメント予防研修を実施されたきっかけは?】
民間企業に勤めてから、議員になり町長になりました。企業にいた時は、晩年福利厚生の部署にいて、メンタルやハラスメントの研修を企画する立場でしたので、以前から関心がありました。
町長になって、役場に入ると、組織のいろいろなことが見えてきました。メンタルで休む人がちらほらいたのです。上意下達の組織で、ハラスメントに対する認識が薄く、被害を受けている方も受けているという認識がない。
もっと『風通しが良い職場』にしなければと思い、職員同士の挨拶や、役場にいらっしゃる町民の方々への挨拶に力を入れて、少しずつ雰囲気が良くなったころ、辞めた職員からハラスメントがあったことを匂わせる投書が来たのです。
とてもショックでした。
そこで、県庁の職員の方から顧問弁護士を通じて、白石さんを紹介されたのです。
本当にハラスメントを無くしたいという思いから、相談窓口も作り、就業規則も整備して、この研修を行ったのです。
職員全員に受けて欲しかったので、3回に分けてやってもらいました。
【研修はいかがでしたか?】
よくあれだけ受講生を惹きつけて、長時間集中力を保つ講義をしてくれたと、感心しました。
90分がとても短く感じましたね。
構成も良く工夫されていると思いました。
ハラスメントとはどういうものか?ハラスメントをしないために、どうしたらいいか?職員にわかってもらったと思います。
これまで会った研修講師の中でもトップクラスと感じました。
【何か効果がありましたか?】
研修も含め、役場の「風通しの良い職場作り」の結果、今、休職者はゼロです。
【今後の計画は?】
研修中に受講生同士で、今のうちの役場の課題を見つけるディスカッションがありましたね。あの結果によると、「一方的に自分の意見を押し付ける」という項目にチェックが多かったように記憶しています。
以前行なったストレスチェックでも課長補佐や係長補佐クラスのストレスが高いと出たので、このクラスが上司からのプレッシャーを強く感じているのではないかと結びつきました。ですから、このクラスの研修が次のテーマかと思っています。
【さらに風通しが良い、やりがいのある職場になる予感がします。ありがとうございました。】
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